諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

9/15 研究授業

9/15(金)、1年生の数学と3年生の理科で研究授業がありました。
数学では、2クラスを3コースに分けた各講座での自由進度学習の授業が行われました。生徒たちは、自分たちのペースで問題に取り組み、一人でじっくり考える人もいれば、互いに教えあったり、先生に質問に行ったり、Chromebookを活用してヒントを求めたり、問題解決の手段もそれぞれに工夫していました。まさに「個別最適な学び」となった授業でした。
理科では、高校の先生たちも参観する中で、「ダニエル電池の電圧を大きくするにはどうしたらいいか」という学習問題から予想を立て、それを確かめるための実験立案と実験をしました。授業の終末では、「水溶液の濃度に着目した実験では電圧の差はあまり見られなかったが、イオン化傾向に差がある金属を比べた実験では電圧の差が確認できた」というまとめから、さらに考察を深めていました。
どちらの授業でも、答えを導くための道筋を自分で考えて切り開いていく姿が見られ、生徒自ら学びに向かう頼もしさが感じられました。

9/12, 13 前期総合テスト

9/12(火)、13(水)の2日間、前期総合テストが行われました。1日3時間を2日間という日程で、国数社理英+技能教科(技家保体)の各教科のテストを実施しました。知識を問う問題だけでなく、思考力や表現力が試される問題が多かったかと思いますが、どの生徒も時間いっぱい集中して解答を書き込んでいました。テストが終わった後は、すがすがしい表情で答えを確認しあったり、「お疲れ!」と互いをねぎらったりする姿がありました。今回のテストの成果と課題を踏まえて、引き続き毎日の学習に励んでいってほしいと思います。

9/11 自反週間

前期総合テストが、いよいよ明日に迫ってきました。清陵中では、総合テスト1週間前を「自反週間」として、放課後に教室を自習室として開放しています。各教科の単元テストの再テストを受けたり、自分で用意した問題に取り組んだり、教科の先生に学習の相談をしたり、それぞれの課題に集中している姿があります。明日からの総合テストでも、一人ひとり持てる力を発揮してほしいと思います。

9/7 1年 志村明善さん講演会

9/7(木)、1年生が5,6時間目の総合の時間に、諏訪市出身で元都立高校校長の志村明善さんの講演を聴きました。志村さんは、旧制諏訪中学校(現諏訪清陵高校)に長年勤めた地理学者にして教育者の三澤勝衛先生の研究を30年近くされている方で、毎年、本校1年生に「三澤勝衛『風土産業』を読む」の著書を寄贈していただいています。
講演では、三澤先生の著書『風土産業』から、ドイツの農業や諏訪湖の成り立ちについての研究など実践例を挙げながら話をしていただき、「三澤先生の考えは現在にも通じる」として、「身近なところから教材を求め、そこから気づいて真理を発見する」ことや「実物に触れ、自分の頭で考える」ことなど、本校の教育活動の礎となる部分についてお話していただきました。
講演を聴いたある生徒は「自分も身近なところに目を向けて、探究活動を進めていきたい」と言っていました。清陵のスピリットに触れ、清陵生の目指す学びの姿を改めて知ることができました。志村さん、ありがとうございました。