2/28 校長講話・がん教育(3年生)
現在3年生は通常の教科授業を終え、特別日課として高校進学に向けた活動等に取り組んでいます。
28日(金)は1校時に校長講話、5・6校時にがん教育の講話が行われました。
校長講話では山岸校長先生から、高校進学に向けた話をお聞きしました。生徒たちはときに真剣に、ときに和やかに意見交換しながら話を聞いていました。先日の教頭講話に引き続き、高校生活に向けてより一層具体的なイメージをもつことができたようでした。講話後生徒に話を聞いてみると、
「自由になるぶん、責任も増えるのが高校生だと分かった。自分の生活を自分自身でデザインできるようになっていきたい。」
「高校でのクラスは、附属中の生徒と高校入試を受けて入学する生徒が一緒になって編成されることは知っていたけれど、人数比など具体的なイメージをもつことができた。附属中出身としてできることを考えたい。」
など、前向きな感想を聞くことができました。
また、がん教育講話では、諏訪赤十字病院がん診療推進室長の進士明宏医師を講師の先生としてお招きし、がんに関するお話をお聞きしました。事前にアンケートをとった質問にもお答えいただきながら、充実した2時間の講演となりました。
講演の中で先生は、今は2人に1人ががんになる時代であり他人事とは言えないこと、患者だけでなく周囲の人がどう考えるのかも大切であるということなどを語ってくださいました。また、実際に、自分が当事者となったらどのような治療を選ぶのか、身近な人ががんになったときにどのような言葉をかけるのかを考える場面もあり、生徒も主体的に講演に臨んでいました。進士先生、貴重なお話をありがとうございました。






2/26 教科横断的学習day
26日(水)は教科横断的学習dayでした。
異なる教科の教員がペアを組み、それぞれの教科の内容をミックスした教科横断的な授業を行いました。
今年度の授業タイトルは以下のとおりです。
1年生
・数(すう)で話を編む(数学×国語)
・Seiryo Geography King(社会×英語)
・体育は科学だ!~体力、技能を向上させるためには?~(体育×理科)
2年生
・「推し弁」を考えよう!~自分を推し、地域を推し、〇〇を推し~(社会×保健)
・物体が倒れるのはどんな時?(数学×理科)
・言葉の橋を渡ろう~翻訳実験 in Seiryo~(国語×英語)
3年生
・Science report with AI中学生!(英語×理科)
・SSCC(数学×社会)
タイトルを見るだけで、わくわくするものばかりです。
内容を一部ご紹介します。
「数で話を編む」
1年生で行った数学×国語の授業では、数学的な要素を取り入れつつ、起承転結をグループ4人で分担してオリジナルの話を考える、という活動を行いました。難度が高い活動でしたが、そのぶんやりがいもあり、生徒たちは主体的に取り組んでいました。
「推し弁を考えよう!~自分を推し、地域を推し、〇〇を推し~」
2年生で行った保健(養護)×社会の授業では、栄養バランスやエネルギーについて学び、各自に必要なエネルギー量を計算し、その後地産地消や長野県の食材について学んでから、個人で理想のオリジナル弁当を考えました。最後は考えた弁当案をグループでシェアし、お互いの弁当を☆5つで評価し合いました。
生徒からは「思ったより量を食べても大丈夫なんだと思った」「長野県ではいろいろな食材をつくっていることが分かり面白かった」などの感想が聞かれました。
生徒にとっても職員にとっても学び多い1日となりました。



2/20 高校生による授業(1学年)
20日(木)の6校時、1年A組にて清陵高校生徒4名による理科の授業が行われました。
以前も教職員志望の高校生による授業を中学校で行いましたが、今回は地域でボランティア活動に取り組む有志たちによる授業です。
授業を終えた高校生からは
「自分たちの活動を中学生たちに伝えられたうえ、フィードバックもいただき充実した時間になった。今回の授業が中高間での交流が広まるきっかけになり、互いに刺激を受ける機会が増えれば嬉しい」という感想がありました。
また、授業を受けた中学1年生からは
「先生とは違うやり方の授業でとても新鮮だったし楽しかった。内容がとても興味深くてさすが高校の先輩だと思った」
という前向きな感想を聞くことができました。
放課後の活動や合同行事や部活など、様々な場面で中高交流の場面は用意されていますが、高校生の感想にあるとおり、これをきっかけにさらに交流が広がっていくよう様々なやり方を模索していきたいと思います。






2/21 AC年度末発表会・参観日
21日(金)に総合的な学習の時間の学習の1つであるAcademic Communication = ACの年度末発表会が行われました。参観日も同時開催ということで、多くの保護者の皆様にご来校いただきました。
この日は学年学級混合のグループを多数つくり、複数会場に分散して、今年度のACの成果を発表しました。
1年生は「すわっていいよ」のテーマのもと、今年度探究してきた諏訪地域の魅力について新聞にまとめて発表しました。上級生に見られる中、緊張したかと思いますが、書かれた内容の要点を伝え、質問にもしっかり受け答えする姿に、今年度積み上げてきた探究学習の成果が表れていました。
2・3年生はどちらも”SEIRYO tanQ”として、各自が決定した様々なテーマについて探究しています。Googleスライドやポスターセッションで、それぞれの探究の成果を発表しました。発表活動は得手不得手があるものだと思いますが、上級生になってくると、堂々とした話し方はもちろんですが、しっかり筋道を立てた話し方もできており、本校での生活・学習で沢山のアウトプットを積み重ねてきた成果だと感じました。
またこの日は「聞く姿勢も大切にしよう」と発表会の前に総合係の生徒から呼びかけがありました。
発表後には学年問わず多くの質問が飛び交い、しっかり内容を理解しようとしながら聞いていたことが伝わってきました。






2/18,19 後期総合テスト
18日(火)、19日(水)の2日間、後期総合テストが行われました。
総合テストは「思考・判断・表現力を測るテスト」「周りとの比較ではなく個人の思考力の成長を見取るテスト」として位置づけています。
思考力を問う問題は、読んですぐにわかる一問一答形式の問題ではありません。問題文をしっかり読んだうえで、じっくり考え悩んで判断する問題、解答に至るまでの思考の過程の説明を求める問題など、解答者にとっては骨の折れる問題ばかりです。
普段は活発な授業も多い本校ですが、この2日間は張り詰めた緊張感が無言の教室に漂い、目の前の問題に真剣に、諦めずに取り組む清陵生の粘り強い姿を見ることができました。
テスト返却は来週行われます。結果に一喜一憂するのではなく、自分にフィードバックして今後の糧となるテストにしてほしいと思います。
