諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

1/27 清陵ディベートまとめ

27日(月)の学びたいむでは、今年度の清陵ディベートの振り返りを行いました。
1年間、ともにディベートに取り組んだグループで集まり、学んだことや課題をまとめ、伝え合いました。
この清陵ディベートについて生徒に話を聞くと「大変!」「難しい!」という答えが返ってくることが多いです。確かに、根拠を集めて論を組み立て、相手の論に応じてその場で尋問や反論を考えるというのは、多くの中学生にとっては難しい活動だと思います。

そんな生徒にとって大変な活動を終えての感想を、各学年少しずつ紹介したいと思います。

【1年生】
・1年やってみて、少し論理的に話す力がついたと思う。先輩方はやっぱり尋問や反駁が上手くて、自分   
 もあんな風にやればいいのかと学びになった。
・日常で家族や友だちに自分の話を分かって欲しいときにも、理路整然と話す力がついたと思う。
【2年生】
・去年よりも、相手の主張に対してすぐに反論が浮かぶようになった。実際の数値が、議論の根拠とし    
 てどれだけ大切なものか学んだ。
・自分の置かれた立場(肯定・否定)に応じて、様々な点から広い視野で考えられるようになった。
・内容以上に、メンバーの堂々と話す姿から、自信をもって話すことの大切さを学ぶことができた。
【3年生】
・反論する上でも、まずは相手の話をしっかり理解することが大切。人の話を理解しようとしながら聴  
 くことができるようになったと思う。これは日常でも活かしていきたい。
・1年の時は意見をぶつけることが怖いと思っていたが、3年間取り組んでその楽しさに気づくことがで
 きた。
・言い方は優しく、でも意見は厳しくということをこれからの人生で議論する場面でも徹底していきた
 い。

これらはほんの一部ですが、「大変、難しい」と感じる活動に取り組んだからこそ見えてきた価値ある学びが沢山あったのでしょう。日常生活や様々な試験、これらが役立つ場面は今後沢山あるはずです。
せっかく大変な活動を超えて得た学び。よりよく生きるために活かしていってください。

1/21 学友会選挙立会演説会・投票

21日(火)の6校時に、学友会選挙の立会演説会と投票が行われました。

候補者たちは、投票前の最後の演説にふさわしい堂々とした姿で、思いを語ってくれました。重圧もあったであろう一連の選挙活動ですが、この経験を通して一回り大きく成長したことでしょう。
そして耳を傾ける生徒たちも、その姿に応えるように一切の私語なく、終始厳粛な雰囲気でこの会に臨んでいました。その場にふさわしい空気をすぐにつくることができるのは、清陵生の素晴らしさのひとつだと思います。

投票も無事に終わり、来年度正副会長が決定しました。これから学友会は来年度に向けた引き継ぎが本格化していきます。
今年3年生が中心となってつくりあげてくれた学友会をしっかりと引き継ぎ、さらに高めていけるように、会員である生徒ひとりひとりが自覚をもって、来年度に向けて動いていってほしいと思います。

1/8~1/14 学友会選挙教室訪問

 8日(水)から14日(火)にかけて、来年度学友会長候補と副会長候補、その推薦責任者による教室訪問演説が行われました。

 個性溢れる公約の内容はもちろんですが、自分の公約を堂々と語る候補者の姿、推薦理由に自信を持って話す推薦責任者の姿、どちらも大変立派でした。誰が当選しても来年度きっと素晴らしい学校をつくっていってくれることでしょう。
 また、演説後の暖かくも鋭い質問にも、自分が学校をつくっていこうという主体性を感じるものが沢山ありました。
 
 立会演説会、投票は今月下旬に予定されています。来年の清陵を引っ張っていくリーダーを、生徒1人1人が主体的に考えて選んで欲しいと思います。

1/8 副校長講話

8日(水)の朝に、後期後半1回目となる副校長講話が行われました。
今回は、副校長先生の専門である理科の実験を交えたお話で、生徒たちはどんな結果になるのかじっと見入っていました。

3つの実験が紹介されましたが、いずれも多くの人が「こうなるだろう」と予想する結果とは異なる結果になるものでした。
見方を変えれば見えないものが見えてくる、身のまわりにも不思議なことがたくさん見つかるということを、実験を通してお話いただきました。

本校の学びのキーワードである「探究」の種は日常にあらゆる場面に潜んでいることに改めて生徒たちは気づけたのではないでしょうか。