1/9 百人一首大会
年末年始休業が明け、1/9(火)から後期後半が始まりました。この日は、日本の伝統文化である百人一首の楽しさを味わうとともに、全校生徒の交流を深める機会として百人一首大会を行いました。休み前から文化委員と図書委員を中心に事前に準備が行われ、それぞれの歌を紹介するスライドショーも図書コーナーで流されていました。大会本番では、読み上げの声に集中して耳を傾け、一人一人が真剣に百人一首に取り組む姿が見られました。勢いよく札を取る人もいれば、静かに札に手をのせて出し抜けに札を取る人もいて、それぞれのグループで熱い戦いが繰り広げられていました。一首ごとに札を取った人に拍手を送ったり、札が残り少なくなってきて歓声が上がったりするなど、楽しみながら盛り上がった百人一首大会になりました。日本の伝統文化に触れ、古典の美を楽しむとともに、自らの感性や思考力を深める良い機会となりました。
12/22 後期前半まとめの会
年末が近づいてきて、今年の登校日も残りわずかとなってきました。12/22(金)、後期前半まとめの会が行われ、賞状伝達、各学年の代表者の発表、校長先生のお話がありました。
賞状伝達では、一人一研究や探究課題、作文などで高く評価された生徒が多く、さらなる活躍への期待を込めて全校からも大きな拍手が送られました。
続いて各学年の代表者から、意見発表がされました。「音楽会での指揮者の経験から、相手の気持ちに寄り添いながら人の意見を取り入れて、広い視野で行動することの大切さを学んだ」、「自信をもって物事に取り組むために日々の練習を大切にし、部活動と勉強との両立を図るために計画をきちんと立て日々の積み重ねを大切にしていきたい」、「研修旅行実行委員会を務め、最高の思い出となる行事を自分たちの手で創り上げる経験ができた。正解がないことを計画的に進める力やチャレンジすることの大切さを学ぶことができた」など、素晴らしい経験や学びについての発表でした。
校長先生からは、以前に清陵高校に訪れたこともある数学者の広中平祐氏の「素心深考」という言葉が紹介され、学問を進めていく上で必要な、相手の立場に立って事実を受け入れる謙虚さこそが「素心」である、というお話がありました。また、今年度も残り3ヶ月で四半期ごとの区切りを大切にしつつ、特に3年生は中学校生活最後の3ヶ月を有意義なものしてほしいというエールも送られました。
2023年を振り返り、目標に向かって進める2024年を迎えましょう。
12/20 Active E-time
12月も下旬に入り、クリスマスが近づいてきました。12/20(水)の朝のActive E-timeでは、クリスマスソングの”Santa Claus is Coming to Town”を全校で歌いました。ALTのB先生の進行のもと、一緒に歌詞を確認してから英語で歌を歌い、各クラスから楽しげな歌声が聞こえてきました。
また、この日の1年生の英語の授業では、B先生によるクリスマススペシャル授業があり、日本と世界のクリスマス文化の違いについて学びました。その内容に基づいた、教育用クイズアプリの”Kahoot!”によるクイズ大会も行われ、生徒たちはグループごとに協力して正解を目指していました。事前に作成したクリスマスカードの交換も行われ、「Merry Christmas!」の声が教室中で飛び交っていました。英語を使って楽しくクリスマス文化を学び堪能することができました。
12/19 交流企画
12/19(火)の絆タイムの時間に、代議員会による交流企画として「NGワードゲーム」を縦割りのグループで行いました。
ルールは、
①2つのNGワードが書かれた紙を自分では見えないように掲げる
②他のメンバーにその人のNGワードを言わせるように会話をしていく
③話題に困ったらスライドの話題を見て話す
④途中でNGワードを2つとも言っってしまったら脱落(脱落しても会話に参加してOK)
というものです。
ゲームが始まると、カードを掲げた瞬間に笑いが起こるグループもあったり、相手のNGワードを導こうとした会話で自分がNGワードを言ってしまう人がいたり、なかなかNGワードが出ないなかでも会話を楽しんだりする姿が見られました。一人ひとりがゲームやグループの仲間との交流を楽しんで、今回の交流企画の目的の一つである、「学年を超えた清陵ファミリーの絆をより深める」ことができていました。もう一つの目的である「活動後もあいさつをしたり名前を呼び合う等の持続的な関わりを持てる関係を築ける」も意識しながら、今後も学校生活を送っていってもらいたいと思います。
12/16 土曜講座(2学年)
12/16(土)の土曜講座で、2学年は信州大学松本キャンパスを訪ね、「医学部研修(移植医療研修)」を受講しました。
講座の中では、医療従事者や移植コーディネーターの方から脳死や臓器提供などの話を聴き、ドナー・レシピエント・コーディネーターの存在についても知ることができました。生徒たちは「話を聴いて脳死は謎めいていて怖いとも思ったけれど、多くの人がそのことを知って臓器提供についても理解を深めていくべきだと思った」「臓器移植や臓器提供について意思決定するのは難しいけれど、意思表示することの大切さがわかったし、家族とも話をしたいと思う」などの感想を持ちました。また、医学部の学生の皆さんとも交流する時間もあり、医学部や大学生活、進学・進路選択、学習について質問し貴重な話を聴くことができました。
今回の講座を通して、命の在り方や自らの生き方について考えを深めることができました。ご協力いただいた、信州大学医学部、附属病院の皆様、ありがとうございました。