諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

清水ヶ丘だよりJr.

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10/18 創立130周年式典

 10月18日(土)、本校体育館にて「旧制諏訪中学校・諏訪清陵高等学校 創立130周年記念式典」が盛大に執り行われました。清陵は明治の創立から130年という節目を迎えました。中学生を含む在校生・卒業生・保護者・地域の皆様など、本校に関わる多くの方々が一堂に会して、この節目を祝うことができました。中学生にとってこの式典は、清陵が本当に多くの関係する皆様に支えられていることを実感する機会にもなったのではないかと思います。

 式典は厳かな雰囲気の中行われ、来賓の皆様より心温まる祝辞を頂戴しました。校歌斉唱では、中学生、高校生、卒業生で声を合わせて歌い上げました。この日のために高校生にも指導をしてもらい校歌を練習してきました。当日の歌声は幾重にも重なり、清陵のパワーを感じました。

 続いて行われた記念講演では、講師として、IT未来研究所合同会社CEO所長の岩本敏男様を迎え、「過去、現在 そして未来の『社会』と『人』と『清陵』」をテーマに、本校の歴史と未来への展望が語られ、参加者一同深い感銘を受けました。

 式典を通じて、本校の歴史と地域とのつながり、そして未来への希望を改めて感じることができました。ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

10/16 「風土産業をよむ」講演会

 本日、1年生を対象に、総合的な学習の時間として「風土産業を読む」講演会が行われました。講師には、諏訪市出身で元都立高校校長の志村明善先生をお迎えしました。志村先生は、長年にわたり三澤勝衛先生の研究に取り組まれており、著書『三澤勝衛「風土産業」を読む』を本校生徒に毎年寄贈くださっています。生徒たちは事前学習としてこの書籍を読み、講演会に臨みました。

 講演では、まず、諏訪の「風土」として、諏訪郡内の産業や地形の特徴についてお話がありました。後半は、実際に三澤勝衛先生が授業で使っていた資料を用いて、「100年前の三澤勝衛先生の授業を再現」してくださいました。米の作付面積の資料から、日本地図に色を着けてみると、数字や文字だけでは捉えにくい日本の風土と米作りの関係が見えてきました。生徒たちは真剣な眼差しで資料を見つめ、思考し、熱心にメモを取っていました。志村先生からは、「清陵の探究を大切にした授業の源流は三澤勝衛先生にある」とお話しいただきました。そして何より、志村先生の探究心と情熱に触れ、生徒たちも学びへの意欲を高める貴重な機会となりました。

 これから、1年生は「まち歩き」を通して、諏訪の魅力や人々のふるさとへの思いに触れながら、探究的な学習を進めていきます。実際に足を運び、三澤先生や志村先生の姿を手本に、生徒一人ひとりが主体的に学びを深めていくことを期待しています。

10/4 AC中間発表会・選抜説明会

 本日午前中、本校にてAC中間発表会が行われました。本校の総合的な学習の時間では、Ⅰ類「Academic Communication(AC)」とⅡ類「Building my Career(BC)」の2つの学習領域があり、ACでは探究的な学習を通して「アカデミックスキル」や「コミュニケーションスキル」を高めながら、「まなび方を学ぶ」ことを目標に取り組んでいます。今回の中間発表会では、Ⅰ類(AC)について、1年生が「SEIRYO TIMES ~学びのふるさとプロジェクト~」、2年生が「防災減災学習 ~“I”は続くよ どこまでも~」、3年生が「SEIRYO tanQ ~一途に一本道~」をテーマに、それぞれ新聞やレポートを作成し、これまでの探究の成果を発表しました。

 発表の場面では、はじめこそ緊張した様子も見られましたが、次第に自信を持って堂々と話す姿や、聞き手の反応を見ながら工夫して伝えようとする姿が印象的でした。発表後には、生徒同士だけでなく、参観者の方々からも質問や意見をいただき、それに対して真摯に答える場面もありました。自分の探究について第三者からの視点を得ることで、学びがさらに深まったのではないでしょうか。今回の経験を、今後のAC活動にしっかりと生かしていってほしいと思います。

午後には、本校の選抜説明会を開催いたしました。多くの皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

9/25 1学年農林業体験学習

 1年生が農林業体験学習のため、八ヶ岳中央実践大学校を訪れました。過ごしやすい天候のもと、自然豊かな環境の中で、さまざまな体験に取り組みました。

 午前中は酪農、養鶏、野菜、林業の4つの講座に分かれてワークショップを行いました。生徒たちはそれぞれの目標を意識しながら、主体的に活動に取り組む姿が見られました。事前学習の成果もあり、どの活動にも意欲的に取り組み、生き生きとした表情が印象的でした。

午後はA組・B組に分かれて森林ワークショップを実施しました。森の中に入り、間伐や枝打ち、草刈などの作業を体験し、B組は記念植樹も行いました。自然と向き合いながら、協力して作業に取り組む姿が見られました。

 今日一日を通して、生徒たちは「大人はどのような仕事をしているのか」「第一次産業とは何か」といった問いに対して、体験や講師の先生との会話を通じて理解を深めることができたのではないでしょうか。今回の学びが、今後のキャリア教育に活かされることを期待しています。

9/24 校歌練習会

 本日、学活終了後に、130周年記念式典に向けた校歌練習会を行いました。
 10月19日に予定されている式典では、中学生・高校生・卒業生の皆さんが一堂に会し、諏訪清陵高等学校の校歌を歌います。その準備として、初回となる今回は高校生が中学生のもとを訪れ、練習をリードしてくれました。
 はじめに、高校生から校歌についての説明があり、その後、実際に歌唱して見本を披露してくれました。高校生の歌声に、中学生たちも自然と引き込まれていきました。
 続いて、中学生も一緒に歌唱しました。最初は声が小さく、自信なさげな様子も見られましたが、回数を重ねるごとに徐々に声が出るようになり、会場には一体感が生まれました。
 今回は校歌の後半(第二)を練習しました。諏訪清陵高等学校の校歌は「日本一長い」とも言われるほどの大作です。今後も練習を重ね、式典当日には全員で心を込めて、堂々と歌い上げられるよう取り組んでまいります。