諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

清水ヶ丘だよりJr.

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3/4,5 海外語学研修2,3日目

2日目は、ホストファミリーと親睦を深めるためのファミリーデイでした。
多民族国家であるシンガポール、各家庭の文化を食事や習慣から感じられたようです。マーライオン公園やマリーナベイサンズなど、有名な観光地へ連れていってくれるお家もあり、充実したファミリーデイとなったようでした。

3日目はA組とB組に別れての研修です。朝の集合時には、ホストファミリーと手を繋ぎながらやって来る生徒、「彼は私の息子だから!」と言いながら送り出してくれたファミリーの方もおり、出会ってまだ1日ですが、すっかり家族の一員として迎え入れてくれたようでした。英語の訛りに苦労している、なかなか聞き取れないといった難しさについても仲間同士語り合っており、異国の地の楽しさと難しさ、どちらも体感しているようです。
A組は、午前中に国際バカロレア認定校でキャンパスツアーやIBDP説明会、STEAMワークショップなどを行いました。それぞれ世界でも注目されている教育プログラムですが、内容もさることながら、日本とは異なる多民族国家の学校という環境で、全て英語による授業に参加したことは、大変な刺激となったようです。
午後はシティギャラリー研修ということで、シンガポールの発展の経緯や今後のビジョンについて学び、疲れた様子はありましたが、国際的な教養を身につけることができました。
B組は午前中、シンガポール国立大学にて、大学生との交流とキャンパスツアーを行いました。大学生との交流では、まず代表のKさんが流暢な英語でスピーチを披露し、場を盛り上げてくれました。その後はグループに別れて日本文化や日本の学校紹介をテーマに、清陵生から現地の大学生へのプレゼンテーションを行いました。少ない練習期間でしたが、しっかり内容を伝えることができたようで、現地の大学生たちも楽しんでくれていた様子でした。質問等会話も弾み、自分の英語がネイティブに伝わるという達成感を得られたようです。
午後はシンガポールディスカバリーセンターで、A組と同様、シンガポールの過去と未来について学びました。特に環境問題について、かなり専門的な英語も含んだスピーチを聞き、こちらはなかなか理解するのは難しかったようです。達成感を感じた午前中とは逆に、「もっと聞き取れるようになりたい」と今後の学習に向けてモチベーションを高められたようです。

3日目となり、研修が本格化してきました。明日もまた充実した学びをしてほしいと思います。

3/3 海外語学研修1日目

朝まだ暗く寒い中集合し、8期生がシンガポールに向けて出発しました。中部国際空港では、初めての海外、飛行機自体が初めてという生徒もたくさんおり、わくわくした様子でチェックイン、出国手続きも滞りなく終わり、無事に全員出国することができました。飛行機内では、現地の乗務員さんに英語で声をかけられ、流暢な英語で返せた生徒、少し慌てながらもなんとか意思を伝えようと頑張った生徒、それぞれいましたが本物の英語に触れられた瞬間でした。

無事シンガポールに着き、入国手続きです。ここでも現地の係員の方に英語で話しかけられましたが、多くの生徒がしっかり相手の意図を理解し、英語でコミュニケーションをとることができていました。ホストファミリーとの対面式、直前まで「緊張してきた!」「なんて話せばいいんだろう!」など、緊張している生徒が多かったですが、現地の方の温かい歓迎を受けて、そんな雰囲気も一気に和らぎ、たどたどしいながらも積極的に英語で話そうとしている姿がありました。今日はこれで全体は解散し、ホストファミリーの家で過ごすことになります。

移動がほとんどの初日でしたが、そんな中でも生きた英語、本物の英語に触れる機会、それを使わなければならない機会がたくさんあり、良い研修となったのではないかと思います。明日はホストファミリーと親睦を深めるため、ファミリーデーとなります。たくさん話し、現地の文化を体感し、良い学びをしてくれることを期待しています。

3/2 授業公開・体験授業

3/2(土)、小学4,5年生を対象に、授業公開と体験授業を行いました。400名を超える数の皆様にご来校いただきました。中学1,2年生の授業公開では、各クラスの活発で意欲的な生徒たちの様子を参観していただきました。
その後、国語・算数(数学)・理科・社会・英語の5講座が開かれ、中学職員による授業を体験していただきました。中学生が作成した資料に触れたりする授業があったり、本校の特徴の一つでもあるICTを積極的に活用する授業もあり、中学校での学習の一端に触れていただくことができました。

来校した方からは、「先生や生徒の皆さんが一体感があるように見えました」「活気や自由さがあり、とても良い環境だと思いました」「自分で考えて、試してみることはとても大事なことなので、授業内容がすばらしいなと思いました」などの感想をいただきました。「廊下を通ったら、お姉さんがあいさつをしてくれてうれしかったです」という声もあり、清陵中生のよい姿にも触れてもらえたようです。これからも小学生の皆さんや地域の方との交流を大切にしていきたいです。

授業公開(2年国語)
体験授業(国語)
体験授業(算数・数学)
体験授業(理科)
体験授業(社会)
体験授業(英語)

2/27 絆タイム

2/27(火)、今年度最後の絆タイムがありました。今回は、チームビルディング・協働をねらいに、「新しい祭りを企画しよう」という活動を行いました。全員に「村の条件カード(例:この村の歴史を生かす意見を出してください)」と「役割指示カード(例:司会者として、みんなの意見を調整しましょう)」が配られ、それに基づいて、グループごとに祭りの企画を考えていきました。
「スタンプラリー」や「郷土料理グランプリ」など、グループごとに魅力的な企画が見られ、清陵中生らしい豊かな発想力が大いに発揮されていました。また、振り返りの中では、「たくさんリアクションしながら聴いてくれていた」など、お互いの役割や貢献した過程を具体的に認めあいながら感謝の気持ちを伝えあう場面もありました。楽しいことに加えて、「自分の意見を出すのもいいけれど、みんなの意見を取り入れながらいいアイデアを出す方が上手くできる」など自分の得意なことや、チームの中での自己のあり方について考えることのできる時間となりました。

2/27 語学研修Ⅱ事前学習

3年生のシンガポール語学研修まであと1週間を切り、その準備が着々と進んでいます。英語の授業でも、「ホストファミリーとの初対面で自己紹介をしてみよう」、「現地で体調不良になったら、どうやって伝えるか」、「最後のお別れではどう感謝の気持ちを伝えようか」など具体的な場面を想定したコミュニケーションの練習を継続して行っています。2/27(火)の授業では、現地の大学生との交流に向けて、日本紹介のプレゼンのリハーサルを行いました。すでに折り紙細工を準備してあるグループもあれば、日本の食べ物を体験してもらおうとどんなものを持参していくか考えたり、動画を見せながら話したりするグループもありました。授業の後半では、当日の行程をグループごとに考える時間があり、現地の観光地などを調べながら、シンガポール訪問に心躍らせていました。準備をきちんと整えつつ、現地では失敗を恐れずコミュニケーションを楽しむ気持ちで、かけがえのない海外体験にしてほしいと思います。