諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

10/31 ビブリオバトル

季節はすっかり読書の秋。10/31(火)の絆タイムの時間に、図書委員会による秋の読書旬間の企画の一つとして、ビブリオバトルを行いました。「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」をキャッチコピーに、学年を超えたつながりの場を設けると同時に、新たな本との出会いの場を設けることが目的です。一人ひとりが自分の選んだ本を持ち寄り、その本についてプレゼンとディスカッションをしました。「この話は実話をもとにしていて映画化もされていて…」、「一番好きなシーンは〇〇で…」、「自分が今やっている競技を始めるきっかけになって…」、など様々な情報や自分との特別な関わりが紹介されていて、どの本も魅力が存分に伝わってきました。清陵中の生徒は読書好きの人が多いですが、今回のビブリオバトルで知った本も含めてさらに読書に親しんでいってほしいと思います。

10/25~27 3年研修旅行

10/25(水)から27(金)の3日間、3年生が研修旅行に行っていきました。
1日目は、東北・宮城県石巻市で、震災の爪痕が保存されている門脇小学校、南浜津波復興祈念公園、MEET門脇を見学しました。2年時に防災減災学習を行った生徒たちは、懸命に記録を取りながら被災された方々からのお話に耳を傾けたり、真剣なまなざしで震災遺構と向き合ったりしていました。一時雷雨に見舞われましたが、天候も回復しきれいな夕焼けとともに石巻での学びを胸に刻みました。

2日目は、午前中に東北大学災害科学国際研究所にて、柴山先生の講義を聴き、昨日に引き続き防災減災学習を深めました。前日に石巻で学んだことをまとめ発表する時間もあり、東北大学の本格的な教室での貴重な経験となりました。
午後は東京へ向かい、東京大学のキャンパスツアーに参加しました。現役大学生からの体験談も交えた話を聴きながら、赤門や安田講堂など日本の最高学府のキャンパスを見学し、自分の将来について意識し考えることができました。その後、宿泊場所の浅草へ向かい、東京ソラマチでお土産の買い物を楽しみました。この日は東京スカイツリーの絶景の見えるホテルで疲れをいやしました。

最終日3日目は、コース別で企業訪問を行いました。清陵OBやOGの皆様が働く企業で、それぞれの企業について教えていただいたり、体験的な活動を通して働くことや試行錯誤することの価値について学んだりすることができました。企業訪問を終えた後は八王子に集合し、バスで上諏訪駅まで旅行隊全員が無事に帰ってきました。
東北・東京の地で多くの学びとかけがえのない経験をし、その中に楽しみを見出し、仲間との思い出もたくさんできました。それをこれからの学校生活、そして大人になってからの人生に生かしていってほしいと思います。

10/31 ハロウィン授業(1年英語)

10/31(火)はハロウィンでした。ALTのアイルランド出身B先生が、カボチャのおばけの仮装をして1年生の英語の授業にやってきてくれました。”Where did Halloween start?” “When is Halloween?” “What is Halloween?” “What do they do on Halloween?”などの質問がはじめに投げかけられ、生徒たちはグループごとに英語で答えました。(ハロウィンの発祥は、アイルランドだそうです。)その後、ハロウィンの歴史やジャックオーランタンの由来など興味深い話を聴き、最後にアメリカ出身のJ先生からアメリカでのいたずらがどんなものか紹介されると、教室中に大きな笑いが起こりました。明るいキャラクターの2人のALTの先生のおかげで、いつも英語の授業が楽しくなります。

10/26, 27 2年社会福祉体験

10/26, 27(木・金)の2日間、2年生が社会福祉体験を行いました。1日目は白杖体験、点字体験、手話体験、障がい者スポーツ(ボッチャ)を体験しました。白杖体験では、アイマスクをして白杖を持ったグループの1人を、他の生徒たちが声をかけたり腕を貸したりしながら誘導していました。「怖い」と訴える白杖体験者に残りの段数を数えて教えるなど、どうすれば相手が安心できるかを工夫して具体的な情報をわかりやすく伝えようとしていました。午後のボッチャ体験では、実際の選手・サポーターの方とも交流しながら、生徒たちも絶妙のコントロールを発揮して白熱したプレイを見せていました。

2日目は「ユニバーサルデザインについて」「認知症について」「要援助者の被災について」の講演をお聞きし、午後には2日間の活動のまとめとして、一人一人が学びを新聞にまとめました。生徒からは、「福祉について学ぶことを通して、相手の立場に立つことの大切さについて考えることができた。また、自分に何ができるかについての知識が広がったので、それを普段の生活でも実践できる人になりたい」などの感想が寄せられていました。9期生の皆さんが、誰もが住みやすい社会の担い手としてこれからも成長していくことを期待しています。今回、諏訪市社会福祉協議会をはじめ、多くの皆様に講師としてお世話になりました。ありがとうございました。