諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

3/14 海外語学研修6日目(3学年)

5日目の振り返りの記述には、バディとのお別れの名残惜しさが沢山見受けられました。一方で、
「自分からどんどん話かけて理解してもらえて嬉しかった」「2文以上の英語で話して通じた!」
など、英語力の向上を感じている生徒も着実に増えてきました。

6日目の14日(金)は、有名観光地であるロトルアの名所を巡りました。まずAgrodomeという地元でも人気の体験型ファームで羊ショーや牛の乳搾りを体験しました。司会等は当然英語で行われ、外国人向けにヘッドホンも用意されていましたが、翻訳なしで聞く生徒も多く、この5日間の成果を試そうという前向きな姿がありました。

続いてTePuiaというマオリ文化、間欠泉、熱帯雨林の自然、キウイバードとの対面などが体験できる人気施設を訪れました。ここでもガイドによる英語の解説が行われます。やはりネイティブの英語は聞き取りが難しく感じる生徒も多くいましたが、それならばもう一度聞き直してみるという姿があり、英語力だけでなくコミュニケーション能力の伸長も感じられました。

昼食はファミリーが毎日用意してくれていますが、丸ごとのリンゴに「これどうやって食べるの?」と面食らっていた初日と異なり、今はすっかりファミリーの流儀、文化に慣れてきたようです。

最後はSkyline Skyridesという、ゴンドラに乗って高台へ上がり、ロトルワ全域を見渡せる施設を訪れました。有名アイスクリーム店やリュージライドなど、それぞれの楽しみ方で過ごすことができたようです。

3/13 海外語学研修5日目(3学年)

研修5日目となる13日(木)は、2日間交流してきたFairfeild intermediate schoolでの研修最終日でした。

この日は3つのグループに分かれて、バディとの授業同席、NZの伝統的なお菓子であるrolly cakeづくりに取り組みました。
一緒に活動する中で、初日のぎこちない英会話とは見違えるようなスムーズさで、英語でのやり取りをする姿をたくさん見ることができました。
「好きなゲームの種類は?」「ガールフレンドはいるの?」「日本に来たことはあるの?」「長野には外国人にお勧めのスポットがたくさんあるよ!」など、普段友達とやり取りするのと変わらない何気ない会話が交わされており、生徒たちの吸収力には驚かされました。

最後にフェアウェルセレモニーが行われ、1人1人修了証をいただきました。清陵生からは、お礼に校歌「清陵賛歌」を披露しました。さらにそのお返しとして、現地の生徒たちはハカを披露してくれ、最後は全員でのダンスとなり、日本にはない雰囲気や盛り上がり方を生徒たちは大いに楽しんでいました。こうした土地特有の雰囲気、とでも言うべきものになじんできた様子もあり、まさしく異文化体験できているように思います。

生徒たちは別れを惜しむ場面もあり、「今日が最終日なんて思いたくない!」という声もそこかしこから聞こえてきました。短い期間でしたが良い関係を築けたようです。それは英語学習の成果なのか、同世代故のことなのか、生徒により異なるかもしれませんが、いずれにしても、国境を越えるコミュニケーション素晴らしさの一端を生徒たちは実感できたのではないでしょうか。

この感動が生徒の内面を豊かにし、将来の可能性を広げていってくれることを願っています。

3/12 海外語学研修4日目(3学年)

4日目となる12日(水)は、1日現地校でバディと活動を行いました。午前中はマオリの伝統的な遊び・文化を体験し、午後は授業に参加しました。

伝統的な舞踊儀式である「ハカ」の体験では、振り付けや独特のフレーズを学び、英語だけでなくマオリ語にも触れることができたようです。また、マオリ族には女性が身体能力を高めるためのダンスがあること、女性も積極的に狩りに参加していたことなどを知り「ニュージーランドは女性の活躍が進んでる!」といった感想をもつ生徒もおり、日本との文化の違いに思いを巡らす場面もありました。

現地校の授業は小学生程度の内容とはいえ、英語で理解するのはかなり難しかったようです。理解するために進んでノートをとる生徒もいました。
また、授業の合間には日本よりも長く休み時間やティータイムが設定されており、歌い合ったりふざけ合ったり、日本の縄跳びの技を披露したりと、昨日以上に現地の生徒たちとの交流を楽しむことができたようです。

放課後ホストファミリーと合流してからは、ビーチに行ったり、ショッピングに行ったりして、現地の文化に触れているようでした。

ニュージーランドの生の英語に「少しずつ慣れてきた!」と話してくれた生徒もいました。体験を通してでしか得られない学びを沢山獲得してくれているようで、明日以降も楽しみです。

3/11 海外語学研修3日目(3学年)

研修3日目となる11日(火)は、Fairfield intermediate schoolを訪問し、現地の生徒たちとの交流を楽しみました。日本で言うところの小学校6年~中学1年生が在籍しています。

マオリの歓迎式powhiriで出迎えてもらい、清陵生が1名英語でのスピーチを披露しました。海外での1人でのスピーチ、良い経験になったと思います。
その後、生徒1人1人にバディがつき、会話をしたり一緒にアクティビティをしたり、美術のクラスで絵を描いたりと、様々な交流を楽しみました。
生徒の緊張も解け、終始笑顔で英語でのコミュニケーションを楽しむことができたようです。

3/9,10 海外語学研修1~2日目(3学年)

3年生の希望者63名がニュージーランドでの海外語学研修へ出発しました。

9日(日)朝に上諏訪駅に集合、成田空港からオークランド国際空港行きの便に搭乗し、10日(月)の現地時間9:20に、全員元気で無事に到着することができました。現地の空港ではやはり緊張している様子もありましたが、スムーズに入国審査を通過することができました。

空港を出発し、現地のショッピングモールで散策や昼食を楽しんだ後に、ホストファミリーと合流し、各ご家庭へ向かいました。モールでは各々英語で食事の注文に挑戦したり、買い物をしてみたりと、慣れない中でも英語で積極的にコミュニケーションを取ろうとしていました。
ファミリーとの出会いでも、笑顔で挨拶しながら握手する姿があり、中学校での英語学習の成果を少し発揮できたのではないでしょうか。

authenticな英語に触れることを本校英語科では大切にしていますが、最初の2日間だけでも生の英語に沢山触れることができたようです。
明日以降本格化する研修。この1週間、3年間の学びを活かしつつ、沢山の貴重な経験を積んで、一回り大きくなって帰ってきてくれることを楽しみにしています。