現在3年生は通常の教科授業を終え、特別日課として高校進学に向けた活動等に取り組んでいます。
28日(金)は1校時に校長講話、5・6校時にがん教育の講話が行われました。
校長講話では山岸校長先生から、高校進学に向けた話をお聞きしました。生徒たちはときに真剣に、ときに和やかに意見交換しながら話を聞いていました。先日の教頭講話に引き続き、高校生活に向けてより一層具体的なイメージをもつことができたようでした。講話後生徒に話を聞いてみると、
「自由になるぶん、責任も増えるのが高校生だと分かった。自分の生活を自分自身でデザインできるようになっていきたい。」
「高校でのクラスは、附属中の生徒と高校入試を受けて入学する生徒が一緒になって編成されることは知っていたけれど、人数比など具体的なイメージをもつことができた。附属中出身としてできることを考えたい。」
など、前向きな感想を聞くことができました。
また、がん教育講話では、諏訪赤十字病院がん診療推進室長の進士明宏医師を講師の先生としてお招きし、がんに関するお話をお聞きしました。事前にアンケートをとった質問にもお答えいただきながら、充実した2時間の講演となりました。
講演の中で先生は、今は2人に1人ががんになる時代であり他人事とは言えないこと、患者だけでなく周囲の人がどう考えるのかも大切であるということなどを語ってくださいました。また、実際に、自分が当事者となったらどのような治療を選ぶのか、身近な人ががんになったときにどのような言葉をかけるのかを考える場面もあり、生徒も主体的に講演に臨んでいました。進士先生、貴重なお話をありがとうございました。