6日(木)に、東海大学付属諏訪高校の佐藤良裕先生を講師にお招きし、2学年で性教育講演会を行いました。
発達段階に応じて様々なことを扱う心と体の学習ですが、2年生では「男女の心身の特質を理解し、自己や他者を尊重する態度を育み、望ましい人間関係を築くことのできる資質や能力を育てること」をとしています。
この日は思春期の心と身体の変化、男女の心と身体の違い、LGBTについてを主な話題として扱っていただきました。こういった話題は大切であると同時に、デリケートな話題でもあり、聴くことに抵抗がある人もいると思います。思春期の中学生には、特にそういった生徒は多いかもしれません。
ですが佐藤先生の熱のこもった、そして温かい語り口調のおかげで、生徒たちは顔を上げてしっかりと記録を取りながら話を聴くことができていました。
「ありにのままの自分を受け容れること」「他者との違いを感じ取ることが自立への第一歩」など、大切なメッセージを沢山いただきました。
生徒たちにとって、性に関する正しい知識を得るのはもちろんですが、男女お互いの違いや性の多様性を知り思いやりの心をもつこと、日常の関わりで大切にすることを学ぶ良い機会になったと思います。
佐藤先生ありがとうございました。