諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

11/18 国語の学習(オリジナルの奥の細道を書こう)

 中学3年生の国語「おくのほそ道」の単元では、「芭蕉と曾良の旅に対する思いに触れ、『オリジナルおくのほそ道』を書こう」という「自分自身の思いを俳諧で表現する」学習を行いました。

 河合曾良は、松尾芭蕉の「奥の細道」の旅に同行したことで有名な諏訪市出身の俳人です。本校のすぐ近くにある正願寺が菩提寺で、お寺には、お墓や句碑、曾良にかかわる資料も残されています。本単元の導入では、諏訪市からお借りしたパネルを用いて曾良の生涯を学びました。また、実際に正願寺を訪ね、お話を伺ったり、資料を見せていただくことを通して、松尾芭蕉や河合曾良の旅に対する思いに触れる機会を取りました。

 単元の後半では、「芭蕉と曾良の旅に対する思い」をもとに、自分たちが経験してきた研修旅行の「旅」について、自らの旅行記をまとめ、その経験や学びを俳諧で表現しました。本物に触れ、自分自身の経験と重ねることで、俳句の技法を学ぶだけでなく、作者の思いに心を寄せて自らの経験を表現し、学びを深めていく姿がありました。

 以下は生徒の作品です。