諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

10/25~27 3年研修旅行

10/25(水)から27(金)の3日間、3年生が研修旅行に行っていきました。
1日目は、東北・宮城県石巻市で、震災の爪痕が保存されている門脇小学校、南浜津波復興祈念公園、MEET門脇を見学しました。2年時に防災減災学習を行った生徒たちは、懸命に記録を取りながら被災された方々からのお話に耳を傾けたり、真剣なまなざしで震災遺構と向き合ったりしていました。一時雷雨に見舞われましたが、天候も回復しきれいな夕焼けとともに石巻での学びを胸に刻みました。

2日目は、午前中に東北大学災害科学国際研究所にて、柴山先生の講義を聴き、昨日に引き続き防災減災学習を深めました。前日に石巻で学んだことをまとめ発表する時間もあり、東北大学の本格的な教室での貴重な経験となりました。
午後は東京へ向かい、東京大学のキャンパスツアーに参加しました。現役大学生からの体験談も交えた話を聴きながら、赤門や安田講堂など日本の最高学府のキャンパスを見学し、自分の将来について意識し考えることができました。その後、宿泊場所の浅草へ向かい、東京ソラマチでお土産の買い物を楽しみました。この日は東京スカイツリーの絶景の見えるホテルで疲れをいやしました。

最終日3日目は、コース別で企業訪問を行いました。清陵OBやOGの皆様が働く企業で、それぞれの企業について教えていただいたり、体験的な活動を通して働くことや試行錯誤することの価値について学んだりすることができました。企業訪問を終えた後は八王子に集合し、バスで上諏訪駅まで旅行隊全員が無事に帰ってきました。
東北・東京の地で多くの学びとかけがえのない経験をし、その中に楽しみを見出し、仲間との思い出もたくさんできました。それをこれからの学校生活、そして大人になってからの人生に生かしていってほしいと思います。