諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

9/6 3年 骨髄バンク講演会

9/6(水)、3年生が1時間目の道徳の時間に、講師の遠藤麻衣さんから骨髄ドナーとしての経験や臓器提供についてのお話を聴きました。遠藤さんは、献血をきっかけに骨髄バンクにドナー登録をし、その3年後に骨髄提供を、さらにはお母様が脳死判定された際にはお母様の意思を尊重し、臓器提供を決断するという経験をされた方です。「特別でなく、普通の人」と自らの経験を語る遠藤さんの話が、実感として遠いところにあった献血や骨髄ドナー、臓器提供を身近に感じさせてくれたように思います。また、「ドナーになることに対する考え方は人それぞれですが、いざという時のことを自分の周りの人と自分で決めることが何より大切です」とおっしゃっていました。生徒からは、「今回のお話を聴いて、どんな時でも死が隣り合わせにあるということを実感した」、「普段から人との関係を大切にし、感謝は言葉にして伝えなければならないと思った」、「自分でいのちについて深く考え、これから先の未来へ目を向けていきたい」などの感想が寄せられていました。命、そして生きることについて考える時間となりました。遠藤さん、貴重なお話をありがとうございました。