諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

10/24 生徒集会

10/24(火)の生徒集会では、先週行われた湖周マラソンの振り返りとして、スライドショーを全校で見ました。体育委員長からは「自分のベストを目指して精一杯走る人も自分の調子に合わせて挑戦する人も、全校がそれぞれの目的をもって湖周マラソンに臨み、楽しんで走っている姿がとてもいいと思いました。」という言葉がかけられました。その言葉の通り、それぞれの努力や取り組みをお互いに認め合う時間となりました。また、順位の発表も行われ、体育委員長から賞状が授与されました。(総合1位の3年生Kさんのタイムは諏訪湖1周16km1時間4分でした。すごいですね。)

10/18 副校長講話

10/18(水)の朝、副校長講話がありました。今回は、令和6年度に迎える10周年記念行事についてのお話でした。清陵中の設立の趣旨、地域の思いや設立までの校名、校歌、制服、授業などについて細かな経緯を紹介されたり、開校当初の様子と現在とを比べながら清陵中の10年間について振り返ったりしました。例を挙げると、
・諏訪清陵高校附属清陵中学校、諏訪清陵中学校、諏訪清陵高校附属中学校の3つの候補が示すように「清陵」に強い思いがあった
・清陵中生がよく歌う「清陵賛歌」のピアノ伴奏や合唱への編曲は中学生の手によってなされた
・設立前に「制服なし」「制服あり」の検討から始まった
・開校当初は、65分授業だった
など、初めて知って驚くような内容も多かったようです。
そして、来年度に控える清陵中10周年記念式典に向けて、「世の中が大きく変化するなか、私たちは何をすべきか問いかけ、未来に向かって新たな希望を持ち、前に進むための1年、そして記念式典とする」という目的が示されました。式典に向けた取り組みや学友会企画などを生徒の皆さんからも募集するということも伝えられました。生徒の皆さんの手で創り上げる、清陵中ならではの素晴らしい記念行事となるよう、豊かな創造性を存分に発揮していってほしいと思います。

10/17 湖周マラソン

10/17(水)、本校の伝統行事である中高合同の第108回湖周マラソンがさわやかな秋晴れの下で行われました。生徒たちは体育の授業や部活動、その他週末の時間も使って走り込みを行うなど、それぞれで体力向上に励んできました。また、体育委員によるカウントダウンも中学棟入り口に貼り出されるなど、気持ちも高めて、当日を迎えました。
朝9時にスタートすると、友達と励まし合ったり、黙々と腕を振って自分のペースで走り続けたり、諏訪湖と山々との絶景を眺めながらだったりと、それぞれの目標に向かって頑張る姿がたくさん見られました。走り切った人からは、「無事完走できてよかった」「去年よりもいいペースで走れた」などの声が聞かれ、互いの走りをねぎらいました。また、運営の手伝いをしてくれた生徒も、最後の生徒がゴールするまで声援をかけ続けて、それぞれの責任を果たしてくれました。目標に向かって頑張り続けたり、苦手なことでも前向きにやりきったりする、一人ひとりにとって貴重な体験になりました。

体育委員によるカウントダウン

10/11 人形浄瑠璃文楽学習

10/11(水)、人形浄瑠璃文楽の体験学習と鑑賞の時間がありました。
前半は、人形浄瑠璃文楽についてのお話をしていただき、その歴史や人形の操作の仕方を学びました。語り手の「太夫」、心情や情景を奏でる「三味線」、3人で操る「人形」などにより浄瑠璃が構成されていることなど、詳しく教えていただきました。実際に人形を操作させていただく機会もありました。人形操作を体験した生徒は『想像以上に重かったので、それを持ったまま長時間移動するのはとても大変だった』と感想を述べ、プロの演者さんのすごさを感じていました。最後に「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」の演目を鑑賞しました。前半の体験も思い出しながら、一つ一つのしぐさや音、動きが場面をより立体的に感じさせることが分かり、見事な内容でした。鑑賞した生徒は、「本物の人間が演じているようだった。日本の良さはこの伝統文化である、人形浄瑠璃だと感じた。楽しむ機会を与えてくれたことに感謝したい」と述べていました。大阪や東京の国立劇場でしか見られないような公演を、目の前で見られる貴重な機会になりました。

今回の機会を与えてくれた多くの方に感謝したいと思います。

そして、人形浄瑠璃文楽のみなさん、ありがとうございました。

10/7 AC中間発表会

10/7(土)、第2回授業公開として、前期の総合的な学習の時間に追究してきた活動の中間発表が行われました。1、2年生が合同で、3年生は高校生と合同で発表を行いました。この時間の目的である、「分かりやすく説明する力や仲間の研究の内容についてクリティカルシンキングする力を身につけること」、「論の進め方や見方・考え方、今後の方向性について見つめなおすこと」をそれぞれが意識して、発表会に臨みました。
1、2年生の発表では、参観にいらした人からも質問をしていただいたり、発表後に聴き手に対してさらに意見を求めたりするなど、自らの研究についてより深く考える絶好の機会になったようです。また、「全員の発表に対して質問や感想発表するようにした」という人もいて、相手の発表に耳を傾けそれを自分の関心と結びつけて考えるなど、聴き手としての見方・考え方の力も高めることができていました。3年生も、高校生や参観にいらした人に堂々と発表したり、高校生の発表から課題研究の幅広い可能性に刺激を受けていました。後期の総合的な学習の時間でも、自らの課題の探究がより良いものになるようにしていってほしいと思います。

当日は多くの保護者や小学生の皆様にご来校いただきました。ご参観いただいた皆様、本当にありがとうございました。