諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

2/10 第2回学友会総会

10日(月)に令和6年度第2回学友会総会が行われました。
今年度の学友会活動の成果を確認するまとめの会であり、3年生にとっては後輩たちへ学友会を引き継ぐ大切な会でもあります。

はじめに学友会長の玉田さんからの話がありました。
「来年度の学友会をより良いものにするために、皆さんにはこの会に主体的に参加して欲しい。発言者の声に真摯に耳を傾け、大人数の中でも勇気をだして発言して欲しい。その勇気が積み重なることで、今年度の締めくくりにふさわしい学友会総会になると信じている。」

主体性や少しの勇気が充実につながる。今年度清陵を引っ張ってきてくれた玉田さんだからこそ語れる、経験から出てきた言葉でした。

厳かな雰囲気で進んだ会、最後に現役員からの感謝の言葉が述べられ、新役員へファイルの引き渡しが行われました。
ファイルを渡す。行為は簡単ですが、受け渡されたファイルにはこの1年間の苦労や努力、様々な思いが詰まっているように見えました。

2/6 性教育講演会(2学年)

6日(木)に、東海大学付属諏訪高校の佐藤良裕先生を講師にお招きし、2学年で性教育講演会を行いました。

発達段階に応じて様々なことを扱う心と体の学習ですが、2年生では「男女の心身の特質を理解し、自己や他者を尊重する態度を育み、望ましい人間関係を築くことのできる資質や能力を育てること」をとしています。
この日は思春期の心と身体の変化、男女の心と身体の違い、LGBTについてを主な話題として扱っていただきました。こういった話題は大切であると同時に、デリケートな話題でもあり、聴くことに抵抗がある人もいると思います。思春期の中学生には、特にそういった生徒は多いかもしれません。

ですが佐藤先生の熱のこもった、そして温かい語り口調のおかげで、生徒たちは顔を上げてしっかりと記録を取りながら話を聴くことができていました。

「ありにのままの自分を受け容れること」「他者との違いを感じ取ることが自立への第一歩」など、大切なメッセージを沢山いただきました。
生徒たちにとって、性に関する正しい知識を得るのはもちろんですが、男女お互いの違いや性の多様性を知り思いやりの心をもつこと、日常の関わりで大切にすることを学ぶ良い機会になったと思います。
佐藤先生ありがとうございました。

2/5 教頭先生講話(3学年)

5日(水)の6校時、中高教頭である白木先生による、3年生の高校進学に向けた講話を行いました。

前半は「中学と高校の違いは何だと思う?」「高校生活で楽しみなことは何?」など、生徒に多くの問いが投げかけられ、和やかな雰囲気で講話は始まり、生徒たちも笑顔で聴いていました。

自主性の大切さ、義務教育との違いなど、進学にあたり意識したいことを、視覚資料も使いながら丁寧にお話しいただき、前半にこやかに聴いていた生徒たちも、中盤以降は熱心にメモをとりながら聴き入っていました。

終了後生徒に話を聞くと「何となくあった高校生活のイメージが具体的になってきた」「自分で考えて動かないと置いて行かれてしまうことがわかった」など、良い感想をたくさん聴くことができました。
市町村立の学校でも、進路指導の先生からこうしたお話を聞くことはありますが、現職の教頭先生から直接お話を聴くのは、少し印象が異なるのではないでしょうか。

この他にも3学年では高校進学に向け、高校の先生方による授業体験など、中高接続がスムーズにでき、生徒のより良い高校生活につながる活動をしていく予定です。
中高一貫だからこそできるこういった取り組みを、今後も大切にしていきたいと思います。

2/1 中学校学習発表会・高校課題研究発表会

1日(土)に、諏訪市文化センターにて、中高合同の学習発表会、課題研究発表会が行われました。
清陵高校、附属中学校の1年間の探究学習の成果を発表する場です。
高校からは課題研究や科学系部活動の代表グル-プの発表があり、中学からは各学年の代表者と科学部の代表グループが、総合的な学習の時間AC(Academic Communication)での”Seiryo TanQ”等の探究学習の成果を発表しました。

また、中高それぞれで、代表者や科学部によるポスターセッションや展示、SSH研修の報告も行われました。どの発表・展示も、各自の関心に基づいた丁寧な実験や調査、考察がされており、清陵生らしい高度でアカデミックな内容に関心させられました。

ステージ発表では、中高合わせて約1000人近い聴衆がいる中、中学の代表者たちも立派にこれまでの成果を発表しました。一見難しそうな高校生の発表に対して中学生が積極的に質問する姿もあり、お互いの研究に刺激を受け合う良い時間になったのではないでしょうか。

昨今耳にする機会が増えてきた探究学習ですが、本校、そして清陵高校はその先駆けといえる学校で、長い間大切にしてきている学びのスタイルです。この発表会を機に、各自の探究学習がますます深まっていくことを願っています。

1学年代表発表「鉄平石と龍渓石」
2学年代表発表「ゆで卵のきれいに剥くには」
3学年代表発表「生分解性プラスチック」
科学部代表グループ「卵殻からチョークをつくるには」
ポスターセッション①
ポスターセッション②

1/22 海外語学研修事前研修(3学年)

22日(水)の放課後、3月に予定されている海外語学研修の事前研修会を、担当業者のISA様に行っていただきました。

3年生の希望者が参加する語学研修、昨年の渡航先はシンガポールでしたが、今年度はニュージーランドでの研修です。
ホームステイの心構えや海外で過ごす上で大切にしたいこと、準備しておくことなどを、生徒への質問を交えながら、丁寧に楽しくお話しいただき、生徒にとってはこの研修だけでもたくさんの学びがあったことでしょう。

今年度は約60名の生徒が参加予定です。出発まで残りおよそ1ヶ月、研修を有意義なものにできるよう、事前準備、学習を怠らず各自進めていってほしいと思います。