諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

10/17 湖周マラソン

10/17(水)、本校の伝統行事である中高合同の第108回湖周マラソンがさわやかな秋晴れの下で行われました。生徒たちは体育の授業や部活動、その他週末の時間も使って走り込みを行うなど、それぞれで体力向上に励んできました。また、体育委員によるカウントダウンも中学棟入り口に貼り出されるなど、気持ちも高めて、当日を迎えました。
朝9時にスタートすると、友達と励まし合ったり、黙々と腕を振って自分のペースで走り続けたり、諏訪湖と山々との絶景を眺めながらだったりと、それぞれの目標に向かって頑張る姿がたくさん見られました。走り切った人からは、「無事完走できてよかった」「去年よりもいいペースで走れた」などの声が聞かれ、互いの走りをねぎらいました。また、運営の手伝いをしてくれた生徒も、最後の生徒がゴールするまで声援をかけ続けて、それぞれの責任を果たしてくれました。目標に向かって頑張り続けたり、苦手なことでも前向きにやりきったりする、一人ひとりにとって貴重な体験になりました。

体育委員によるカウントダウン

10/11 人形浄瑠璃文楽学習

10/11(水)、人形浄瑠璃文楽の体験学習と鑑賞の時間がありました。
前半は、人形浄瑠璃文楽についてのお話をしていただき、その歴史や人形の操作の仕方を学びました。語り手の「太夫」、心情や情景を奏でる「三味線」、3人で操る「人形」などにより浄瑠璃が構成されていることなど、詳しく教えていただきました。実際に人形を操作させていただく機会もありました。人形操作を体験した生徒は『想像以上に重かったので、それを持ったまま長時間移動するのはとても大変だった』と感想を述べ、プロの演者さんのすごさを感じていました。最後に「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」の演目を鑑賞しました。前半の体験も思い出しながら、一つ一つのしぐさや音、動きが場面をより立体的に感じさせることが分かり、見事な内容でした。鑑賞した生徒は、「本物の人間が演じているようだった。日本の良さはこの伝統文化である、人形浄瑠璃だと感じた。楽しむ機会を与えてくれたことに感謝したい」と述べていました。大阪や東京の国立劇場でしか見られないような公演を、目の前で見られる貴重な機会になりました。

今回の機会を与えてくれた多くの方に感謝したいと思います。

そして、人形浄瑠璃文楽のみなさん、ありがとうございました。

10/7 AC中間発表会

10/7(土)、第2回授業公開として、前期の総合的な学習の時間に追究してきた活動の中間発表が行われました。1、2年生が合同で、3年生は高校生と合同で発表を行いました。この時間の目的である、「分かりやすく説明する力や仲間の研究の内容についてクリティカルシンキングする力を身につけること」、「論の進め方や見方・考え方、今後の方向性について見つめなおすこと」をそれぞれが意識して、発表会に臨みました。
1、2年生の発表では、参観にいらした人からも質問をしていただいたり、発表後に聴き手に対してさらに意見を求めたりするなど、自らの研究についてより深く考える絶好の機会になったようです。また、「全員の発表に対して質問や感想発表するようにした」という人もいて、相手の発表に耳を傾けそれを自分の関心と結びつけて考えるなど、聴き手としての見方・考え方の力も高めることができていました。3年生も、高校生や参観にいらした人に堂々と発表したり、高校生の発表から課題研究の幅広い可能性に刺激を受けていました。後期の総合的な学習の時間でも、自らの課題の探究がより良いものになるようにしていってほしいと思います。

当日は多くの保護者や小学生の皆様にご来校いただきました。ご参観いただいた皆様、本当にありがとうございました。

9/29 1年 農林業体験学習

9/29(金)、1年生が八ヶ岳中央農業実践大学校へ農林業体験学習に行ってきました。
午前中は「酪農」、「養鶏」、「やさい」、「林業」の4グループに分かれ、それぞれのワークショップで「いのち」をテーマに活動を行いました。活動後のまとめの会では、各グループの代表者から「人間のために命を捧げてくれる動物の命のリレーにありがたみを感じることができた」「傷がついて葉が生えてこなくなった木を見て、植物も生きているんだと実感した」などの感想が発表されました。

午後は「大人の仕事」をテーマに、歩道整備などの「森づくり」の作業を体験しました。クラスごとに協力して下草刈りに取り組み、作業後は歩道が見違えるほど広く整備されました。清陵生の集中力の高さが発揮されていました。最後には、今日の体験学習の記念植樹もしました。

今回の体験学習では、事前学習で調べたことと実際に現場で体験したことを比べてみて新たな気づきや学びがたくさんあったことと思います。それをこれからの生活や人生につなげていってほしいと思います。