諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

11/18 国語の学習(オリジナルの奥の細道を書こう)

 中学3年生の国語「おくのほそ道」の単元では、「芭蕉と曾良の旅に対する思いに触れ、『オリジナルおくのほそ道』を書こう」という「自分自身の思いを俳諧で表現する」学習を行いました。

 河合曾良は、松尾芭蕉の「奥の細道」の旅に同行したことで有名な諏訪市出身の俳人です。本校のすぐ近くにある正願寺が菩提寺で、お寺には、お墓や句碑、曾良にかかわる資料も残されています。本単元の導入では、諏訪市からお借りしたパネルを用いて曾良の生涯を学びました。また、実際に正願寺を訪ね、お話を伺ったり、資料を見せていただくことを通して、松尾芭蕉や河合曾良の旅に対する思いに触れる機会を取りました。

 単元の後半では、「芭蕉と曾良の旅に対する思い」をもとに、自分たちが経験してきた研修旅行の「旅」について、自らの旅行記をまとめ、その経験や学びを俳諧で表現しました。本物に触れ、自分自身の経験と重ねることで、俳句の技法を学ぶだけでなく、作者の思いに心を寄せて自らの経験を表現し、学びを深めていく姿がありました。

 以下は生徒の作品です。

地域開放講座のご案内

12/20(土)に地域開放講座の開催を予定しております。県内外でご活躍される講師の皆様のお話を聞くことを通して、自己を見つめ自分の在り方について考える機会となっています。県内に在住の小学5、6年生で希望される皆さんは、この講座の参観が可能となっています。申込期日は今月末までとなっておりますが、先着40名ですので期日以前に定員となったところで締め切らせていただきます。ご了承ください。詳細はこちらをご確認ください。

申し込み用フォームリンク:https://forms.gle/JQhbKXBLFfxfqeNr7

10/31 1,2学年の活動

 10月31日に1、2学年はそれぞれの学年で活動を行いました。

 1学年は「まち歩き」を行いました。「諏訪のよさ」や「人々が寄せるふるさとへの想い」に出あうことをきっかけに、清陵周辺の地域性に焦点を当てた探究的な学びを進めるため、実際に諏訪のまちに出て地域を肌で感じました。活動は「諏訪の山の手を歩こう」「諏訪の街道を歩こう」「諏訪湖周辺を歩こう」の3つのコースに分かれ、それぞれのコースで諏訪の特徴や特色に触れたり、諏訪で活躍されている方々のお話を伺ったりして、諏訪のよさについて理解を深めました。

 1年生の皆さんは、この「まち歩き」で発見したことや考えたことをもとに、後期のACの学びを進めていきます。これからどのようなテーマが生まれてくるのか、とても楽しみです。

 2学年は、30日・31日の2日間にわたって社会福祉体験学習を行いました。
地域の社会福祉に携わる方々の仕事について、現場で学び、実際に体験することで、地域の福祉について理解を深めました。1日目の午前中は点字体験・手話体験・白杖体験を行い、午後にはボッチャを体験しました。2日目は午前中に福祉に関する講演を聞き、午後には2日間の学習のまとめを行いました。

 この2日間の体験を通して、社会福祉に携わる方々の取り組みや仕事への思いに触れ、「働くこと」や「生きること」について考える機会となったのではないでしょうか。この体験をきっかけに、「自分にできる社会貢献とは何か」について、今後も考え続けてほしいと思います。