本校では5/29~6/21が前期人権月間となっています。
29日は、朝の副校長講話と1校時の全校道徳で、人権に関わることについて考えました。
副校長講話では、イラストレーター、絵本作家のヨシタケシンスケさんの「みえるとかみえないとか」という絵本を題材に、立場や考え方の違いを認め合うこと、受け容れ合うことの大切さについてお話をいただきました。生徒は真剣な様子で講話に聞き入っていました。
全校道徳では、吉野弘さんの「夕焼け」という詩を読むことを通して、「やさしい心」とは何か、縦割りのグループで考えました。普段の道徳の授業は学級単位ですが、この日は学年の壁を越えたつながりを大切にするため、学年混合のグループで普段一緒に授業を受けることはない他学年の生徒と一緒に考えを深めました。ほとんど初対面のメンバーであっても、活発に議論し、互いの話を真剣に聞き、相手の考えをメモする素晴らしい姿が見られました。
社会で生きていく以上、切っても切り離せない人権という大切な存在。1ヶ月間、授業や様々な場面で人権について考えを深め、より高い人権意識を身につけていってほしいと思います。