19日(水)に卒業証書授与式が行われ、9期生80名が諏訪清陵附属中を巣立ちました。
前日夜からの雪が心配でしたが、式直前には晴れ模様となり、卒業生の旅立ちを祝福しているかのような爽やかな陽気となりました。
本校では卒業式の練習は当日のわずかな時間しかとっていません。それでも、在校生は整然とした態度で卒業生を見送り、卒業生は晴れやかな顔で胸を張って式に臨み、最後まで在校生に最上級生の背中を見せてくれました。
送辞では、在校生代表の山嵜さんから
「学校公開で先輩方の姿を見て清陵中に行くことを決めました。行事などさまざまな場面で私たちをリードしてくれて、かっこいい姿を見せてくれてありがとうございました。」と感謝の気持ちが伝えられました。
答辞では、今年度学友会長を務めた玉田さんから
「コロナ禍でスタートした中学生活が、自分たちが過ごす中で以前の形に戻った。何をするにも分からないことだらけで大変な中、沢山の周りの人が支えてくれた。とにかく感謝を伝えたい。」と、玉田さんからも強い感謝の気持ちが返されました。
送辞と答辞の後は、それぞれから合唱も贈られます。
在校生からの合唱「時を超えて」は、学校閉鎖もあり練習も十分できない中でしたが、3年生を安心させるような力強い歌声でした。
卒業生の最後の合唱「Progress」で聞かせてくれたさすがの歌声は、4月からの高校生活を、そして今後の人生を力強く歩んでいってくれることを期待させてくれるものでした。
全校合唱「リフレイン」で式は締めくくられましたが、別れを惜しむような名残惜しい空気が会場には漂っていました。
卒業生は4月から隣の高校棟で新たな生活がスタートします。
この3年間の附属中での学びを忘れず、さらに発展させ、力強く自分自身の未来を切り拓いていってください。9期生の皆さん、改めて卒業おめでとうございます。