諏訪清陵高等学校附属中学校

Suwa Seiryo Junior High School

2/16 性教育講演会

2/16(金)、講師に東海大学付属諏訪高等学校の佐藤先生をお招きして、2年生を対象に性教育講演会が行われました。性教育は、発達段階に応じて様々な学習が行われますが、2年生は「男女の心身の特質を理解し、自己や他者を尊重する態度を育み、望ましい人間関係を築くことのできる資質や能力を育てること」を目標に学習しています。
佐藤先生からは「ありのままの自分を肯定的、好意的に受け止めることができる態度を大切にしてほしいこと」「他者との違いを感じることが、本当の自分・新しい自分との出会いであり、自立への第一歩であること」「自分の言葉に責任をもつということ」「身体(性)の自己決定権があるのは自分だけ、嫌な時に嫌と言えることの大切さ」「性の多様性」など、様々なことを教えていただきました。そして、『正しい知識は自分を救い、相手を護る』ということを伝えていただきました。
中学生だけでなく、大人でも、悩んだり、自尊感情が低くなってしまったり、他者との違いに敏感になってしまったりすることはあります。聴いていて、『ありのままでいいんだよ』と、寄り添ってもらえているような感覚を覚えました。

生徒たちは、「I am OK.でいられるように、自分を受け入れられるように、自分らしくありのままでいいのだと、背中を押してもらえたような気がした」「人によって価値観は違うから、お互いの基準を合わせるように歩み寄っていくことが、相手も自分も大切にしていくための一歩だと思った」など感想にまとめていました。思春期の生徒たちにとって、本当に貴重な話となったようです。佐藤先生、ありがとうございました。